新築を建てるとき、どうしても家の中の間取りや設備が優先になりがちですが、「住み始めてから後悔が多い」のは、実は外構だったりします。
施工店として日々ご相談を受ける中で、
「新築のときにちゃんと考えておけばよかった」
「完成してから気づいたけど、もう今となっては難しいと言われた」
そんな声を本当にたくさんお聞きしてきました。

そこでこの記事では、
新築外構で特に多い“後悔”をランキング形式(TOP8)でご紹介しながら、
- なぜその後悔が起きるのか
- どうすれば防げたのか
- これから新築を建てる人は、何を意識すればいいのか
など、後悔しないための外構計画の考え方をできるだけ分かりやすく整理していきます。
さらに後半では、
住み始めてからでも取り入れやすい新しい選択肢についてもご紹介します。
新築外構で後悔したくない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
新築外構の後悔
ランキングTOP8
第8位:オープン外構にしてトラブルが増えた

開放感やデザイン性を重視してオープン外構にした結果、
- 敷地に人が入り込む
- ママ友やバス待ちなど、近所の人が勝手に溜まってしまう
- 犬の散歩や子どもの侵入が気になる
といったトラブルに悩むケースは少なくありません。
特に道路が狭い場所では、敷地がすれ違いに使われてしまい、タイルやコンクリートにタイヤ痕が残ってしまった、というケースも。
完全なオープン外構は、周囲のマナーや配慮に委ねる部分が大きい設計とも言えます。そのため後になって、トラブルにつながることもあります。
実際住み始めてから壁を建てたい、という相談は非常に多く、さらに「後から仕切りを立てるとなると、近所の人を避けているようで気が引ける…」と感じている方も少なくありません。
だからこそ、通りの多さや近隣との距離感を踏まえながら、必要な部分だけ境界をつくる「セミクローズ外構」や「クローズ外構」をあらかじめ視野に入れた外構計画もおすすめです。
第7位:駐車場の使い勝手が悪い
- 切り返しが大変
- 雨の日に乗り降りしにくい
- ドアを開けると壁や柱に当たる
駐車場の後悔は、図面だけで判断したことが原因で起こりがちです。
車のサイズだけでなく、道路幅・通行量・運転のしやすさまで含めて考える必要があります。
第6位:雑草・水はけ・メンテナンスが想像以上に大変
「コストを抑えて砂利にしたら、すぐ雑草だらけに」
「雨のたびに水たまりができてストレス」
駐車場や庭は、毎日の使い勝手と手入れのしやすさが重要です。見た目だけで決めると、住み始めてから負担が大きくなります。
第5位:暗くなった・圧迫感が出た

カーポートや目隠しフェンスを設置した結果、
- リビングが暗くなった
- 庭が閉塞的に感じる
- 風通しが悪くなった
という後悔も非常に多いです。
もちろん、目隠しや壁の高さを高くすること自体が悪いわけではありません。
大切なのは日差しの角度と目隠しのバランスを考えながら、必要に応じて採光や抜け感をデザインに取り入れて設計することです。
そのためには、高い壁や目隠しを含めた施工実績があり、部分的だけでなく敷地全体を見てプランニングできる施工店を選ぶことが重要になります。
第4位:メンテナンスが大変だった

特に「想像以上に手入れが大変だった」という声が多いのが、
天然木のウッドデッキ、オーニング、サンルームです。
-
定期的な塗装
-
カビや劣化への対処
-
日常的な掃除の手間
これらは、住み始めてから負担に感じやすいポイントです。
「こんなに大変だとは思わなかった」と後悔しないためにも、デザインだけでなく、長い目で見たメンテナンス面まで事前に確認しておくことが大切です。
第3位:結局ほとんど使っていない
- ウッドデッキ
- カーゲート
- サンルーム
「あったら便利そう」で付けたものの、
実際の生活ではほとんど使われていないケースも多くあります。
使い方が明確でないまま決めた外構ほど、後悔しやすいのが特徴です。
第2位:雨の吹き込み・雨音が気になる
テラス屋根やカーポートで、
- 独立型にしたら隙間から雨が入る
- 雨音が思った以上に響く
といった後悔も多く見られます。
仕様や設置方法の違いを理解しないまま決めると、
「屋根を付けた意味がない」と感じてしまうことも。
第1位:サイズ・配置ミス(後から直せない)

もっとも多く、深刻なのがこの後悔です。
- カーポートの柱位置が悪い
- 土間コンクリートを打ち直すことになった
- そもそも後付けできなかった
- 欲しい位置に後から電気が通せなかった
カーポートや配線配管に関わる工事は、後から欲しいと思っても「時すでに遅し」「取り返しがつかない」ことになりがち。新築外構の後悔は、「商品選び」よりも「決める順番」に関わる問題であることが多い印象です。
後悔しないための
考え方
「最初に決めるもの」と「後からでいいもの」を分ける
外構はすべてを一度に決める必要はありません。
住む前の1期工事と、住んでみた上で検討していく2期工事・3期工事に分け、段々と更新していく手もあります。
重要なのは、
- 後から変えられないもの
- 住んでから決めてもいいもの
を、はっきり分けることです。
■最初に決めるべき外構
- カーポートのサイズ・柱位置
- 土間コンクリート
- 配管や電気配線が絡むもの
■後から決めてもいい外構
- ウッドデッキ
- 目隠しフェンス
- 庭の使い方
外構は、後から計画した方が失敗する確率が下がるケースも多く、実際に住んで使い方が見えてから決めても遅くないものもあります。

ただし、事前に計画しておくべき外構を後回しにしてしまうと、取り返しがつかないこともあるため注意が必要です。
だからこそ外構は、一度で完成させるのではなく、暮らしに合わせて段階的に更新していく前提で考えることが大切です。
とはいえ、住宅ローンの関係で外構まで一気に完成させたいという方もいらっしゃると思います。
その場合でも、将来の変更や追加を見据えた長期的な計画を、施工店と相談しながら進めていくと安心です。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで、新築外構で多い後悔と、その対策についてご紹介してきました。
実はこうした後悔を踏まえた上で、近年じわじわと注目され、需要が高まってきているのが
『発泡スチロール(EPS)の壁』です。

主なポイントは以下の通りです。
-
部分的な施工がしやすく、「必要なところだけ隠したい」セミクローズ外構に向いている
-
控え壁が不要なため、駐車場やカーポートの動線を邪魔しにくい
-
控え壁がいらない分、狭小地でも取り入れやすい
-
加工性が高く、小窓をつけたり、場所ごとに高さを変えたりと、目隠しと採光・抜け感を両立したデザインが可能
-
すでにフェンスが付いている場合でも、フェンスのみ撤去し、既存のブロックを活かして壁をつくることができる
-
既存の壁に、後から高さを追加することも可能
- 短工期(ブロック塀の約3倍のスピード)で、住みながらの施工にも向いている
発泡スチロールの壁は、これまでの外構でよく聞かれた
「最初にやりすぎて後悔した」「後から変えられなかった」
といった声に、柔軟に応えられる特徴を持っているのです。

いかがでしたでしょうか?
外構は、住み始めてから「こうすればよかった」と気づくことも多いもの。
だからこそ暮らしに合わせて無理なく更新できることが、後悔しないための大切なポイントです。

後からでも手を入れやすく、
暮らしの変化に寄り添える外構として、
発泡スチロールの壁という選択肢を知ってもらえたら嬉しいです。
新しい外構の選択肢『発泡スチロールの目隠し壁』EPS WALL
新築外構で後悔しないためのヒントとして、
このコラムが少しでも参考になれば幸いです。
