発泡スチロール(EPS)の壁・塀のデメリットとは?|後悔しないためのポイントを解説

発泡スチロール(EPS)の壁・塀のデメリットとは?|後悔しないためのポイントを解説

外構や塀の新しい選択肢として注目されている“発泡スチロール(EPS)”でつくる壁や塀。

軽量で施工しやすく、デザインの自由度が高い一方で、
「デメリットはあるの?」
「長持ちするの?」
といったご相談も多く見られます。

この記事では、発泡スチロール壁の代表的なデメリットと、その対策についてわかりやすく解説します。

 

【新築外構】後悔ランキングTOP8|後悔しない考え方とまだ間に合う新提案も


1. 火気・高温に弱い

発泡スチロール(EPS)自体は可燃性がある素材のため、素材自体の耐火性という点ではコンクリートブロックより劣る側面があります。

ただし実際の構造は「芯材」として発泡スチロール(EPS)を使用し、外側はモルタルや専用コーティングなど不燃性の「仕上げ材」で覆われており、炎が直接内部に届きにくい設計となっています。そのため適切な仕様・施工によって延焼リスクを抑えることは可能です。防火性能を重視しつつスタイリッシュな外構を希望する方にとって、発泡スチロール壁は理想的な選択肢といえるでしょう。

また都市計画区域や防火地域では塀の材質に制限がある場合があります。塀は建築物ではなく「工作物」のため、基本的には防火地域や準防火地域でも設置可能ですが、自治体によって運用基準が異なるため、事前に確認が必要です。

■対策ポイント
・不燃認定の仕上げ材や防火仕様を選定する
・防火地域・準防火地域での設置可否や仕様を事前に確認する
・BBQやストーブなど火気設備を使用予定の際は、念のため事前に距離(離隔)を施工業者に相談する
・実績のある施工業者に依頼し、適切な厚み・仕上げで施工する


2. 必ず仕上げの施工が必要

発泡スチロールは撥水性があり、腐食しにくく、カビも発生しにくい素材です。一方で、唯一の弱点と言えるのが「紫外線」です。そのため露出した状態での使用はできず、紫外線が直接当たらないよう、吹きつけ・左官・タイル張り・モルタル造形などで必ず表面をコーティングして仕上げる必要があります
(適切な仕上げが施されていれば紫外線の影響を受けにくく、発泡スチロール自体は半永久的に形状を保持することができます。)


ブロック塀のように「予算の関係上、ひとまず目隠しの塀だけを施工し、2期工事で後から仕上げる」といった工程が取れない点は、デメリットのひとつです。
また、仕上げ表面は紫外線による色あせや、雨風による汚れ・ひび割れなどの経年劣化が生じるため、定期的なメンテナンスも考慮しておく必要があります。

   

■対策ポイント

  • 仕上げも含めた見積もりになっているか必ず確認する
  • 仕上げ(コーティング)の施工実績がある業者を選ぶ
  • 仕上げ材にひび割れや剥がれが生じた場合は、早めに補修する

3. 衝撃に弱い

発泡スチロールは軽量で扱いやすい反面、強い衝撃に対しては重量のあるコンクリートブロックよりも劣るという特性があります。例えば、車やバイクが接触した場合、傷やへこみが生じる可能性があります。

また、前述のとおり表面が必ず塗装や左官などで仕上げられているため、コンクリートブロック塀と比べて、傷や汚れ、へこみ、剥がれなどが“目につきやすい”という傾向があります。

一方で、「日常生活に支障が出るほど脆いのでは?」と不安に感じる方もいますが、適切に施工されていれば通常使用の範囲内で十分な強度を維持できるとされています。実際に発泡スチロールは、公共工事や鉄道インフラ(ホーム・路盤)、人工地盤などにも採用されている実績があり、建材としての信頼性は確立されています。また、万が一倒壊した場合でも、重量のあるブロック塀に比べて安全性が高いというメリットもあります。

なお、積雪が多い地域では長期間の荷重による影響を考慮する必要があります。目安として、1m以上の積雪が継続する環境では設置条件の検討が必要ですが、北海道や新潟などでの施工実績もあり、地域条件に応じた対応は可能です。

■対策ポイント
・車や自転車が接触しやすい位置は汚れの目立ちにくい仕上げを選ぶ
・耐久性の高い仕上げ材や補強仕様を選定する
・積雪地域では設置条件や仕様について事前に確認する


4. 仕上げ材に制限がある

EPS壁は軽量構造のため、
高さや仕様によっては重い仕上げ材が使えない場合があります。

  • 天然石

  • 重量タイル
    などは制限がかかるケースあり

■対策ポイント

  • 軽量仕上げ材(左官・塗装など)を前提に設計

  • 意匠と構造のバランスを事前に確認


5. 初期費用が高くなる場合がある

EPS壁は

  • 施工業者が全国的にまだ限られている

  • 表面の仕上げ工程(左官・塗装・タイル張りなど)が必須

そのため、一般的なブロック塀と比較して、
初期費用はやや高くなる傾向があります。

ただしブロックよりも軽量で扱いやすいため、基礎工事やEPSパネルの建て込みまでの工程においては工期の短縮可能です。そのため施工内容や条件によっては、トータルコストでは差が縮まる場合もあります。

■対策ポイント

  • できるだけ近隣の施工業者を選ぶ(運搬費・人件費を抑える)

  • 既存のブロック塀がある場合は、基礎として再利用できるか業者に相談する

  • DIYでの施工も検討可能(※外構工事の基礎知識がある方向け)


6. 施工できる業者が限られる

EPS壁はまだ歴史が浅く、現状では施工できる業者が限られています。そのため、エリアによっては施工店が少ない、または存在しないケースもあります。また、普段依頼している地域の業者や、住宅を建てた際の外構業者では対応できない場合もあります。施工業者の数が限られているため、希望するスケジュールで工事ができない可能性もあります。

一方で、EPSは軽量で扱いやすい建材であるため、基本的な外構の知識があれば施工自体はそれほど難しくないとされています。また、施工業者向けの研修やサポートを行っているメーカーもあり、需要が高まっている現在、今後取り入れていきたいと考える業者も増えています

まずは一度、対応可能かどうかを含めて気軽に相談してみることをおすすめします。

■対策ポイント

  • 時間に余裕を持って業者を探す
    (目安:希望時期の半年前。新築の場合は住宅契約後〜着工前〈引き渡しの3〜6ヶ月前〉がおすすめ)
  • 全国対応しているメーカーを選ぶ
  • 施工業者を紹介してくれるサービスを活用する

全国発送可能!施工業者の紹介も|『発泡スチロールの目隠し壁』EPS WALL


まとめ|デメリットを理解すれば、選ぶ価値は高い

EPS壁とブロック塀の違い
項目 EPS壁 ブロック塀
重量 軽い 重い
安全性 倒壊リスクが低い 倒壊リスクあり
デザイン性 高い 制限あり
衝撃耐性 やや弱い 強い
防火性 やや弱い(仕上げによる) 高い

EPS壁は、

  • 軽量で安全性が高い

  • デザイン自由度が高い

  • 工期が短い

といった大きなメリットがある一方で、

  • 衝撃への耐性

  • 施工品質

  • 防火性能

といった点には注意が必要です。

ただし、これらはすべて
「適切な設計・施工」と「仕上げ材の選定」によってカバーできる領域でもあります。
信頼できる業者とともに、要望に合った仕上げ材を選ぶことが重要です。


発泡スチロールでつくる目隠し壁を
もっと手軽に、もっと身近に。

そんな想いで生まれたのが
「EPSWALL®︎(イーピーエスウォール)」です。

EPSWALL®︎は、

  • 個人・法人問わずご購入可能

  • 全国へ配送可能
  • 全国の施工業者をご紹介
  • お客様よりご紹介いただいた業者様に施工のサポート
  • 施工ガイド無料配布

  • さまざまなEPS壁を無料で見学できる展示場あり

など、理想の壁づくりをサポートいたします。

 「EPSでつくる壁って実際どうなの?」という方は、
是非お気軽にご相談ください。

新しい外構の選択肢|『発泡スチロールの目隠し壁』EPS WALL

BACK TOP

TEL電話相談

049-202-3025

LINE展示場案内

  ・EPSWALL・EPSWALL・EPSWALL        施工店 募集